田舎では乳歯は上の歯は軒下に下の歯は屋根の上に投げる

私の田舎では乳歯が抜けたら上の歯は軒下に投げ、下の歯は屋根の上に投げました。

その後歯を取りに行くことは禁止されていました。

なぜかというと、上の歯を軒下に投げるのは次の歯が生えてくるときに下によく生えるように。

下の歯を屋根の上に投げるのは上にしっかり生えるようにだそうです。

小さい頃はそれが普通だと思っていましたが、田舎だけだったようです。

昔の風習ですので今ではやる人は少なくなっているみたいです。

私は小さいころ若干歯が抜けるのは楽しかったです。

確かに抜けるのは痛いし血は出るから嫌だったのですが、投げるのは楽しかったです。

投げるときに「しっかり生えろ」って言いながら投げるのが楽しかったのです。

最初の乳歯が抜けたときはいつの頃だったのかは覚えていないのですが、

家族全員で喜んでいたような気がします。

私の歯は丈夫だったようでなかなか抜けませんでした。

姉妹の中にはやわらかいお菓子を食べたときに抜けてしまって大好きなおやつが嫌いになった子もいました。

私は好きなものは好きで、何があっても嫌いにはなりませんでした。

田舎では乳歯が抜けるとどの家でも屋根の上に投げたり軒下に投げたりしていました。

それは、昔の家の造り上できていたことかもしれません。

屋根に投げるといっても私の家の場合、二階の部屋から隣の屋根に投げていました。

軒下も柵になっている小さなところに投げ入れていました。

今どきの家は三階建てが主流ですが、狭い土地などに建っている住宅がほとんどですし、

都会ではマンションに暮らす人も増えています。

なのでこのような乳歯を軒下に投げたり、屋根の上に投げたりする方法はもうなくなってしまっているかもしれません。

まだ、古い家であったり、田舎ではまだあるかもしれませんが、

都会のほうでは確実になくなりつつあります。

私の田舎では2階建てが主流で土地もそれなりにありましたので出来たことかもしれません。

小さいころにしかできない乳歯を投げるという行為は私の頃は同級生のほとんどが経験しています。

それほど戸建てを持っている家が多かったといえます。

今では広い土地にはマンションがどんどん建っています。

田舎のほうではどうなっているかはわかりませんが、都会の方ではマンション暮らしが主流になりつつあります。

マンションではこの行為はできなくなります。

屋根という概念もないですし軒下に投げようものなら同じマンションの住人から何言われるかわかりませんからね。

昔はそれが主流だったのが今では迷惑行為になりかねないのです。

時代の流れでなくなる昔の風習もあるのですね。

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